生活習慣病とは、かたよった食事や運動不足、飲酒、喫煙、ストレスなど、主に生活習慣が原因で発症する現代病のことです。自覚症状がほとんどないため、気づかないうちに進行し、心臓や血管、脳などにダメージを与えていきます。
健康診断の数値が正常値を超えていた場合や、40歳以上で健診を受けたことがない方は、早めにご相談いただき、生活習慣の改善を始めることをおすすめします。
高血圧とは、測定した血圧値が収縮期血圧140mmHg以上、または拡張期血圧90mmHg以上(140/90mmHg以上)の状態をいいます。健康診断や自宅で測定した血圧値がいつもより高い場合は、お早めに当院にご相談ください。
脂質異常症(高脂血症)は動脈硬化を引き起こす原因になります。そのまま放置すると、徐々に進行し、脳梗塞や心筋梗塞といった怖い疾患に繋がるおそれもあるため、特に注意が必要です。
どれか1つでも当てはまれば脂質異常症(高脂血症)の可能性があります。
糖尿病は、インスリン分泌の不足やインスリンが正常に働かないため、血液中のブドウ糖が異常に高くなる疾患です。発症には運動不足・肥満・ストレスなどの生活習慣が関係しているといわれています。糖尿病の予防改善のためには生活習慣を見直すことが大切です。
空腹時血糖値が126mg/dl以上、または食後血糖値が200mg/dl以上であれば糖尿病のうたがいがあります。
痛風は、体の中に尿酸がたまりそれが結晶になってしまうことで、激しい痛みを伴う関節炎となる病気です。正しい治療を受ければ健康な生活を送ることができますが、放置すると慢性的な関節の痛みや腎臓の状態が悪くなります。
当てはまる項目が多いほど、生活習慣病になる可能性が高くなります。気になる症状がある方は、一度検査を受けましょう。
糖尿病などの生活習慣病は、それぞれの病気が別々に進行するのではなく、内臓の周りに脂肪がつき肥満になる内臓脂肪型肥満が大きくかかわっていることがわかってきました。 この内臓脂肪型の肥満に加え、高血糖、高血圧、脂質異常のうち2つ以上該当した状態のことを、メタボリックシンドローム(メタボリック症候群)といいます。
上記のウエストサイズの方で、 下記に2つ以上当てはまる場合には、メタボリックシンドロームと診断されます。
内臓脂肪が過剰にたまると、糖尿病、高血圧症、高脂血症などの生活習慣病を併発しやすくなります。 また、血液中の脂質、血圧、血糖がやや高い程度のまだ病気と診断されない予備群でも、併発することで動脈硬化が急速に進行するため、注意が必要です。
原則として予約制ですが、風邪などの場合は 来院前に1度お電話いただけると助かります。
時間 8:30~12:15/15:00~18:15休診日 火曜日・日曜日・祝日